ここでは各家庭で行う対策として「資産分配の考え方」と
「いまできること"財産目録・生活関連資産明細の作成"」についてご紹介します。
■震災に強い家計を作る「資産分配の考え方」
皆さんはご自身の資産をどの様に管理していますか?
「タンス貯金」「畳の下貯金」「土地の権利書などの自宅保管」をされている方はいらっしゃいませんか。
自宅の倒壊や火災、津波による自宅流出などにより、手元に保管してあった「現金」や「証書」、不動産資産である「自宅」そのものを失ってしまうということが、実際に昨年の東日本大震災では起こりました。
この場合、失った資産が全体のうち少額であれば被害が少なくて済みますが、大半であった場合は家計に大きな打撃となることでしょう。
資産を大きくわけると次の3つに分類できます。
<3つの資産と考えられる災害リスク>
1.お金
現金(タンス預金など)・・・住宅災害により損失するリスクあり
預金・・・金融機関の倒産リスクあり *ペイオフ制度の利用など
2.不動産(住まいなど)
住めなくなるリスクあり。住宅ローンが負債として残り2重ローンリスクもあり。
3.金融資産(株式、投資信託など)
大幅な円高・円安(為替リスク)による金融商品への影響が考えられる。
株式・・・大幅に下がるリスクあり
資産の持ち方・構成比率などについては、その方の年齢・家族構成・今後のライフプラン(将来設計)により異なるため一口にこれが正解というものはありません。
そのため対策をとるためには家族ごとに現状の把握と今後のお金に関するライフプランを立てる必要があります。
例えば次のグラフの様な資産分配をされている方の例を見てみましょう。
大震災が起こった場合・・・
不動産を住宅ローンで購入している場合は、自宅が全壊・流出した場合に住宅ローンが残ります。(2重ローンの問題もあり)
リスクに対する1つの考え方として、「被災時の年齢」があり、例えば被災時の年齢が30才、60才の方を比較してみると、「将来どの位資産形成をすることが出来るか」により、この資産分配のリスク対するとらえ方が異なってきます。
現預金15%の金額がいくらかにもよりますが、60才時に今後の住まいを確保出来る様な資産を持っていない場合、住居に関する選択肢が狭まることが考えられます。
ここでは具体的な解決策について提示することはしませんが(個人により解決策が千差万別なため)、次の2つをポイントとしてお伝えします。
【震災に強い家計を作るためのポイント】
ポイント1. 資産分配はバランスが大切!
ポイント2. 早い時期にご自分の資産状況を確認、把握して、対策を考えること
東罐共栄では皆さまのライフプラン(将来設計)に応じた生活設計サポートを行っています。
震災が起こると必ず起こるのが「経済的問題」ですので、事前に資産作りの計画をすることをオススメ致します。
■自分の資産は自分で守る「財産目録の作成について」
現金や預金通帳などがガレキの下に埋まってしまった場合は何処に何を連絡して良いのかも分かりません。
そんな非常事態に役立つのが「財産目録」です。

■被害状況を把握するために「生活関連資産明細の作成」について
災害で被害を受けた場合、すぐにその被害状況を把握出来る様に財産目録の作成と一緒に「生活関連資産明細」も作成しましょう。
損害保険の請求時に役立ちます。

皆さんいかがでしたでしょうか。
明日来るかも知れない災害だからこそ、自己責任の一環として準備を行っていきたいものですネ。
東罐共栄でもお手伝いが出来ますので、お気軽にお声掛けください。
出典:日本FP協会「生活防衛のための災害対策ガイドブック」






