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2009年12月10日

定年後のライフプランの考え方【第2回】「公的年金(老齢年金)と不足する資金の準備方法」

皆さんこんにちは。前回のコラムはご覧頂けましたでしょうか?定年後の生活について、なかなか考える機会が無いかと思いますので、このコラムがきっかけとなれば幸いです。

前回に引き続き、今回はセカンドライフにおいて重要な収入源である公的年金の「老齢年金」についてと不足する資金の準備方法についてご案内致します。

 

 

●老齢年金で老後の生活費はまかなえるの?

老齢年金は生年月日や性別、現役時代の収入などによって支給金額や支給開始時期が異なります。今回は、厚生労働省が示している「モデル世帯の会社員夫婦の年金額」を例にとって、 60歳から80歳までの20年間における、老齢年金と生活費のバランスをみてみたいと思います。

*モデル世帯*

夫/厚生年金40年加入(平均賃金35万円)

妻/(専業主婦)国民年金40年加入 夫婦共にS40年生まれと仮定

 

*生活費の総額*

60歳以降の基本生活費は、ゆとりある生活を送るために必要な生活費1ヶ月38万円とします。60歳~80歳までの基本生活費の合計は、以下の通りです。

38万円×12ヶ月×20年間=9,120万円

 

*老齢年金の支給総額*

モデル世帯がもらえる老齢年金は、1ヶ月約23万円です。65歳から支給が開始し、80歳までの15年間でもらえる年金収入は以下の通りです(モデルケースの夫婦がS40年生まれと仮定しておりますので、65歳まで年金は支給されません)。

23万円×12ヶ月×15年間=4,140万円

 

*不足するセカンドライフの資金*

この事例のモデル世帯において、老齢年金でまかないきれないセカンドライフの生活費は以下の通りです。

4,140万円(老齢年金支給総額)-9,120万円(生活費の総額)=△4,980万円(約5,000万円)

不足するセカンドライフの資金

 

 

●退職金とセカンドライフの資金

皆さんの中には、「退職金をセカンドライフの資金に」と考えている人が多いかと思います。厚生労働省「平成19年度賃金事情等総合調査」によると、定年退職まで勤務した会社員の退職金は、平均受取額2,200万円となっております。先程の足りない生活費4,980万円に退職金を全て充てたとして、まだ2,780万円前後足りません。退職金以外にも、資金を準備する必要がありそうです。

 

●不足分はどうやって準備する?

多くの人が、50代と直前になって慌てて準備されるようですが、親の介護など想定外の事がおきて貯めるのが難しくなる人も少なくありません。セカンドライフの資金は、早めの準備をお勧めします!大事なポイントは2つ。 ①毎月貯める ②取り崩さない です。

①毎月貯める

毎月一定の金額を長期間ためるには、手間がかからないことやためていることを忘れてしまう方法などでないと、途中で挫折してしまうことも考えられます。それには、給与からの天引きや口座からの自動引き落としが適当かと思われます。

 

②取り崩さない

ある程度貯まると、別の資金に流用したくなりますが、そうならないためには解約手続きが面倒、ペナルティーが発生するものなどを選びます。

他には、税制面での優遇があるものを選んだり、運用期間が長期で有れば、ある程度リスク有る商品を選んで運用することも考えられます。(余裕資金で有ることが前提ですが・・)

 

商品の一例

状況によって利用できる商品や、出来ない商品があると思いますが、年齢や金融資産の余裕度などを考えながら、いくつかの商品を組み合わせて、少額からコツコツとセカンドライフの資金を貯めていきましょう!

 

東罐共栄では、個別にライフプランの相談会を随時承っておりますので、是非ご利用ください。

詳しくはこちらをご覧ください。

 

 

例であげたモデルケースの試算結果は、あくまで統計値などを参考に算出したものなので、一度ご自身の勤務先の退職金規定や企業年金制度を調べたり、自分が理想とするセカンドライフや現在の生活費から基本生活費を計算するようにしましょう。

 

☆公的年金の支給額は社会保険庁のHPで簡単に試算することができます☆

自分の年金加入記録や給与から支給額を一度試算してみましょう。

自分で出来る年金額簡易試算 社会保険庁HP

この記事のURL by tokan-kyoei at 2009年12月10日(木) in